引きこもりの前兆
夏の大会が終わり、新チームになり
あーちゃんはチームを引っ張っていく立場になった。
今までは、先輩たちにかわいがってもらっていた
あーちゃん、立場がかわりとまどった。
なにせ新チームは今までのチームとは比べもの
にならないくらいの弱小チーム。
このチームで先輩たちの思い(甲子園出場)は
到底かなえることができないと思った。
そんなある日、あーちゃんは右肩に違和感を
感じ病院を受診した。
結果は大事にはならなかったが
あーちゃんの中ではドクターストップでもかかって
ほしいと思っていたかもしれない。
おそらくこのころから野球に対する情熱は冷めていった
のではないか。
予想どおり秋の大会は一回戦負け