カウンセリング
あーちゃんが朝起きれなくなり、私たちに体調の不良を
訴えた。しかし私たちは朝、無理やり起こして学校へと
送り出しす日々が2か月ほどつづいたがある日どうしても
朝起きれず学校を休んでしまった。この日から1週間
学校をやすんだ。さすがに私たちも不登校(学校で
何かあったか?)を考え、あーちゃんに聞くも何にもない
から心配するな・・・・
心療内科の診察を提案すると素直に受診に応じた。
だがこの心療内科の先生が胡散臭い、君は大丈夫だよね
明日から学校に行けるよねと言うと詳しく話も聞くでもなく
診察終了・・・・親としては安心したような
今あーちゃんのその時の気持ちを考えるともっと親身に話を
聞いてくれる信頼できる先生とあっていれば3年もの引きこもり
がなかったのではとずっと後悔していた。
その診察以来あーちゃんが病院(心療内科)を受診することは
一切なかった。
そのかわり私たち親が心療内科の先生と話(近況報告)をしたり
今後の接し方などをカウンセリングを受けた。
一か所の先生にとどまらずあるとあらゆる先生に相談にのって
もらった。今考えると親が先生に相談することで気持ちが楽に
なっていたのであろう、決してあーちゃんのためではなく親の
カウンセリングだった。
子育てをふりかえって
息子は23歳、娘は21歳と子供たちは成人となった今
私の子育ては間違っていたのではないかと反省。
私の場合は、自分がコンプレックスの塊のような人間なので
せめて子供にはと思い小さいころから習い事(水泳、英語、ピアノ)
をさせていた。友達とあそびたい時も習い事のため我慢させたりも
した。今思えばもっと自由にのびのびとさせてあげればよかった
と思う。
もっとも反省しなくてはいけないのは子どもを感情的に怒って
しまたことです。育児、子育てでは叱っても怒ってはいけない
と何かで読んだことがあります。
今思えば私自身のために子供を怒ってしまっていたように思えて
なりません。その時は子どものためと思ってやったことかもしれ
ませんが今思うと決して子供のために叱っていたように思えません
子どもの言うことを聞きもせず否定し自分も思ったようにレールの
上から外れないように気をつかっていた。世間体を常に気にし
いい子いい子に育てようとしていた。
続・高卒認定試験
高卒認定試験の準備にとりかかた。
休学中の高校に成績証明書を書いてもらった
なんと、あーちゃんは既に高卒の単位は取得しているとのこと。
しかし、試験を受けないと高卒認定は認めてもらえず
何か得意科目を1教科受験し合格すれば高卒認定されることが
わかった。
あーちゃんは引きこもり(不登校)になる以前は成績も中の上、
出席も殆ど休まず学校に行っていた。
あーちゃんの得意科目は世界史
もちろん世界史で受験することに。
願書の写真はデジカメで三脚をたて自分で撮ったものを
使用、なにせ外には出れな(出ない)
なんとか願書を提出し受験票も届いた。
問題は受験に行けるかだったが親の心配もよそに
あーちゃんは妻の送迎で受験会場に・・・
結果は合格
あーちゃんの引きこもりが徐々に外へと向かって
行くのを感じた。